志賀島

wikipedia:志賀島

島内にある志賀海神社綿津見三神を祀り、全国の綿津見神社の総本宮であり、

志賀海神社
http://www.shikaumi-jinja.jp



wikipedia:志賀島

万葉集志賀島を歌ったものは、全部で16首になる。

以下の歌か?


id = 11/2742
daishi = (寄物陳思)
genbun = <壮>鹿海部乃 火氣焼立而 燎塩乃 辛戀毛 吾為鴨
kundoku = 志賀の海人の煙焼き立て焼く塩の辛き恋をも我れはするかも
kana = しかのあまの けぶりやきたて やくしほの からきこひをも あれはするかも
sachu = 右一首或云石川君子朝臣作之
koui = 牡 -> 壮 [古]
jikou = 作者:石川君子 作者異伝 地名 福岡県 志賀島 序詞 恋愛
kun_i = しかのあまの[寛],けぶりやきたて,[寛]けふりやきたて,
やくしほの[寛],
からきこひをも[寛],
あれはするかも,[寛]われはするかも,


id = 15/3652
daishi = 至筑紫舘遥望本郷悽愴作歌四首
genbun = 之賀能安麻能 一日毛於知受 也久之保能 可良伎孤悲乎母 安礼波須流香母
kundoku = 志賀の海人の一日もおちず焼く塩のからき恋をも我れはするかも
kana = しかのあまの ひとひもおちず やくしほの からきこひをも あれはするかも
sachu = なし
koui = なし
jikou = 遣新羅使 天平8年 年紀 地名 福岡 志賀島 恋情 羈旅 序詞 望郷
kun_i = しかのあまの[寛],ひとひもおちず,[寛]ひとひもおちす,
やくしほの[寛],
からきこひをも[寛],
あれはするかも[寛],


id = 15/3653
daishi = (至筑紫舘遥望本郷悽愴作歌四首)
genbun = 思可能宇良尓 伊射里須流安麻 伊敝<妣>等能 麻知古布良牟尓 安可思都流宇乎
kundoku = 志賀の浦に漁りする海人家人の待ち恋ふらむに明かし釣る魚
kana = しかのうらに いざりするあま いへびとの まちこふらむに あかしつるうを
sachu = なし
koui = 比 -> 妣 [類][細]
jikou = 遣新羅使 天平8年 年紀 地名 福岡 志賀島 叙景 羈旅 望郷
kun_i = しかのうらに[寛],いざりするあま[寛],
いへびとの,[寛]いへひとの,
まちこふらむに[寛],
あかしつるうを[寛],


id = 15/3654
daishi = (至筑紫舘遥望本郷悽愴作歌四首)
genbun = 可之布江尓 多豆奈吉和多流 之可能宇良尓 於枳都之良奈美 多知之久良思母
kundoku = 可之布江に鶴鳴き渡る志賀の浦に沖つ白波立ちし来らしも
kana = かしふえに たづなきわたる しかのうらに おきつしらなみ たちしくらしも
sachu = 一云 美知之伎奴良思
koui = なし
jikou = 遣新羅使 天平8年 年紀 羈旅 地名 福岡 志賀島 叙景 異伝
kun_i = かしふえに[寛],たづなきわたる,[寛]たつなきわたる,
しかのうらに[寛],
おきつしらなみ[寛],
たちしくらしも[寛],


id = 15/3654S
daishi = (至筑紫舘遥望本郷悽愴作歌四首)一云
genbun = 美知之伎奴良思
kundoku = 満ちし来ぬらし
kana = みちしきぬらし
sachu = なし
koui = なし
jikou = 遣新羅使 天平8年 年紀 異伝 羈旅 福岡 志賀島 叙景
kun_i = みちしきぬらし[寛],


id = 15/3664
daishi = (海邊望月作九首)
genbun = 之可能宇良尓 伊射里須流安麻 安氣久礼婆 宇良未許具良之 可治能於等伎許由
kundoku = 志賀の浦に漁りする海人明け来れば浦廻漕ぐらし楫の音聞こゆ
kana = しかのうらに いざりするあま あけくれば うらみこぐらし かぢのおときこゆ
sachu = なし
koui = なし
jikou = 遣新羅使 天平8年 年紀 羈旅 地名 志賀島 叙景 福岡
kun_i = しかのうらに[寛],いざりするあま,[寛]いさりするあま,
あけくれば,[寛]あけくれは,
うらみこぐらし,[寛]うらまこくらし,
かぢのおときこゆ,[寛]かちのおときこゆ,


id = 16/3860
daishi = 筑前國志賀白水郎歌十首
genbun = 王之 不遣尓 情進尓 行之荒雄良 奥尓袖振
kundoku = 大君の遣はさなくにさかしらに行きし荒雄ら沖に袖振る
kana = おほきみの つかはさなくに さかしらに ゆきしあらをら おきにそでふる
sachu = (右以神龜年中大宰府筑前國宗像郡之百姓宗形部津麻呂宛對馬送粮舶柁師也 于時津麻呂詣於滓屋郡志賀村白水郎荒雄之許語曰 僕有小事若疑不許歟 荒雄答曰 走雖異郡同船日久 志篤兄弟在於殉死 豈復辞哉 津麻呂曰府官差僕宛對馬送粮舶柁師 容齒衰老不堪海路 故来祇候願垂相替矣 於是荒雄許諾遂従彼事自肥前國松浦縣美祢良久<埼>發舶直射對馬渡海登時忽天暗冥暴風交雨竟無順風沈没海中焉 因斯妻子等不勝犢慕裁作此歌 或云 筑前國守山上憶良臣悲感妻子之傷述志而作此歌)
koui = なし
jikou = 雑歌 作者:山上憶良 志賀白水郎 荒雄 伝承 同情 恋情 功績 代作 福岡 志賀島 神亀 年紀
kun_i = おほきみの[寛],つかはさなくに,[寛]つかはささるに,
さかしらに[寛],
ゆきしあらをら[寛],
おきにそでふる,[寛]おきにそてふる,


id = 16/3861
daishi = (筑前國志賀白水郎歌十首)
genbun = 荒雄良乎 将来可不来可等 飯盛而 門尓出立 雖待来不座
kundoku = 荒雄らを来むか来じかと飯盛りて門に出で立ち待てど来まさず
kana = あらをらを こむかこじかと いひもりて かどにいでたち まてどきまさず
sachu = (右以神龜年中大宰府筑前國宗像郡之百姓宗形部津麻呂宛對馬送粮舶柁師也 于時津麻呂詣於滓屋郡志賀村白水郎荒雄之許語曰 僕有小事若疑不許歟 荒雄答曰 走雖異郡同船日久 志篤兄弟在於殉死 豈復辞哉 津麻呂曰府官差僕宛對馬送粮舶柁師 容齒衰老不堪海路 故来祇候願垂相替矣 於是荒雄許諾遂従彼事自肥前國松浦縣美祢良久<埼>發舶直射對馬渡海登時忽天暗冥暴風交雨竟無順風沈没海中焉 因斯妻子等不勝犢慕裁作此歌 或云 筑前國守山上憶良臣悲感妻子之傷述志而作此歌)
koui = なし
jikou = 雑歌 作者:山上憶良 志賀白水郎 荒雄 伝承 同情 恋情 功績 悲別 代作 荒雄妻 女歌 福岡 志賀島 神亀 年紀
kun_i = あらをらを[寛],こむかこじかと,[寛]こむかこしかと,
いひもりて[寛],
かどにいでたち,[寛]かとにいてたち,
まてどきまさず,[寛]まてときまさす,


id = 16/3862
daishi = (筑前國志賀白水郎歌十首)
genbun = 志賀乃山 痛勿伐 荒雄良我 余須可乃山跡 見管将偲
kundoku = 志賀の山いたくな伐りそ荒雄らがよすかの山と見つつ偲はむ
kana = しかのやま いたくなきりそ あらをらが よすかのやまと みつつしのはむ
sachu = (右以神龜年中大宰府筑前國宗像郡之百姓宗形部津麻呂宛對馬送粮舶柁師也 于時津麻呂詣於滓屋郡志賀村白水郎荒雄之許語曰 僕有小事若疑不許歟 荒雄答曰 走雖異郡同船日久 志篤兄弟在於殉死 豈復辞哉 津麻呂曰府官差僕宛對馬送粮舶柁師 容齒衰老不堪海路 故来祇候願垂相替矣 於是荒雄許諾遂従彼事自肥前國松浦縣美祢良久<埼>發舶直射對馬渡海登時忽天暗冥暴風交雨竟無順風沈没海中焉 因斯妻子等不勝犢慕裁作此歌 或云 筑前國守山上憶良臣悲感妻子之傷述志而作此歌)
koui = なし
jikou = 雑歌 作者:山上憶良 志賀白水郎 荒雄 伝承 同情 恋情 功績 悲別 代作 荒雄妻 女歌 地名 志賀島 福岡 神亀 年紀
kun_i = しかのやま[寛],いたくなきりそ[寛],
あらをらが,[寛]あらをらか,
よすかのやまと[寛],
みつつしのはむ[寛],


id = 16/3863
daishi = (筑前國志賀白水郎歌十首)
genbun = 荒雄良我 去尓之日従 志賀乃安麻乃 大浦田沼者 不樂有哉
kundoku = 荒雄らが行きにし日より志賀の海人の大浦田沼は寂しくもあるか
kana = あらをらが ゆきにしひより しかのあまの おほうらたぬは さぶしくもあるか
sachu = (右以神龜年中大宰府筑前國宗像郡之百姓宗形部津麻呂宛對馬送粮舶柁師也 于時津麻呂詣於滓屋郡志賀村白水郎荒雄之許語曰 僕有小事若疑不許歟 荒雄答曰 走雖異郡同船日久 志篤兄弟在於殉死 豈復辞哉 津麻呂曰府官差僕宛對馬送粮舶柁師 容齒衰老不堪海路 故来祇候願垂相替矣 於是荒雄許諾遂従彼事自肥前國松浦縣美祢良久<埼>發舶直射對馬渡海登時忽天暗冥暴風交雨竟無順風沈没海中焉 因斯妻子等不勝犢慕裁作此歌 或云 筑前國守山上憶良臣悲感妻子之傷述志而作此歌)
koui = なし
jikou = 雑歌 作者:山上憶良 志賀白水郎 荒雄 伝承 同情 恋情 功績 悲別 代作 荒雄妻 女歌 地名 志賀島 福岡 神亀 年紀
kun_i = あらをらが,[寛]あらをらか,ゆきにしひより[寛],
しかのあまの[寛],
おほうらたぬは[寛],
さぶしくもあるか,[寛]かなしくもあるか,


id = 16/3864
daishi = (筑前國志賀白水郎歌十首)
genbun = 官許曽 指弖毛遣米 情出尓 行之荒雄良 波尓袖振
kundoku = 官こそさしても遣らめさかしらに行きし荒雄ら波に袖振る
kana = つかさこそ さしてもやらめ さかしらに ゆきしあらをら なみにそでふる
sachu = (右以神龜年中大宰府筑前國宗像郡之百姓宗形部津麻呂宛對馬送粮舶柁師也 于時津麻呂詣於滓屋郡志賀村白水郎荒雄之許語曰 僕有小事若疑不許歟 荒雄答曰 走雖異郡同船日久 志篤兄弟在於殉死 豈復辞哉 津麻呂曰府官差僕宛對馬送粮舶柁師 容齒衰老不堪海路 故来祇候願垂相替矣 於是荒雄許諾遂従彼事自肥前國松浦縣美祢良久<埼>發舶直射對馬渡海登時忽天暗冥暴風交雨竟無順風沈没海中焉 因斯妻子等不勝犢慕裁作此歌 或云 筑前國守山上憶良臣悲感妻子之傷述志而作此歌)
koui = なし
jikou = 雑歌 作者:山上憶良 志賀白水郎 荒雄 伝承 同情 恋情 功績 悲別 代作 志賀島 福岡 神亀 年紀
kun_i = つかさこそ[寛],さしてもやらめ[寛],
さかしらに[寛],
ゆきしあらをら[寛],
なみにそでふる,[寛]なみにそてふる,


id = 16/3865
daishi = (筑前國志賀白水郎歌十首)
genbun = 荒雄良者 妻子之産業乎波 不念呂 年之八歳乎 将騰来不座
kundoku = 荒雄らは妻子の業をば思はずろ年の八年を待てど来まさず
kana = あらをらは めこのなりをば おもはずろ としのやとせを まてどきまさず
sachu = (右以神龜年中大宰府筑前國宗像郡之百姓宗形部津麻呂宛對馬送粮舶柁師也 于時津麻呂詣於滓屋郡志賀村白水郎荒雄之許語曰 僕有小事若疑不許歟 荒雄答曰 走雖異郡同船日久 志篤兄弟在於殉死 豈復辞哉 津麻呂曰府官差僕宛對馬送粮舶柁師 容齒衰老不堪海路 故来祇候願垂相替矣 於是荒雄許諾遂従彼事自肥前國松浦縣美祢良久<埼>發舶直射對馬渡海登時忽天暗冥暴風交雨竟無順風沈没海中焉 因斯妻子等不勝犢慕裁作此歌 或云 筑前國守山上憶良臣悲感妻子之傷述志而作此歌)
koui = なし
jikou = 雑歌 作者:山上憶良 志賀白水郎 荒雄 伝承 同情 恋情 功績 悲別 代作 荒雄妻 女歌 地名 志賀島 福岡 神亀 年紀
kun_i = あらをらは[寛],めこのなりをば,[寛]めこのわさをは,
おもはずろ,[寛]おもはすろ,
としのやとせを[寛],
まてどきまさず,[寛]まてときまさす,


id = 16/3866
daishi = (筑前國志賀白水郎歌十首)
genbun = 奥鳥 鴨云船之 還来者 也良乃<埼>守 早告許曽
kundoku = 沖つ鳥鴨とふ船の帰り来ば也良の崎守早く告げこそ
kana = おきつとり かもとふふねの かへりこば やらのさきもり はやくつげこそ
sachu = (右以神龜年中大宰府筑前國宗像郡之百姓宗形部津麻呂宛對馬送粮舶柁師也 于時津麻呂詣於滓屋郡志賀村白水郎荒雄之許語曰 僕有小事若疑不許歟 荒雄答曰 走雖異郡同船日久 志篤兄弟在於殉死 豈復辞哉 津麻呂曰府官差僕宛對馬送粮舶柁師 容齒衰老不堪海路 故来祇候願垂相替矣 於是荒雄許諾遂従彼事自肥前國松浦縣美祢良久<埼>發舶直射對馬渡海登時忽天暗冥暴風交雨竟無順風沈没海中焉 因斯妻子等不勝犢慕裁作此歌 或云 筑前國守山上憶良臣悲感妻子之傷述志而作此歌)
koui = 崎 -> 埼 [尼][類][紀]
jikou = 雑歌 作者:山上憶良 志賀白水郎 荒雄 伝承 同情 恋情 功績 悲別 代作 荒雄妻 女歌 地名 志賀島 福岡 神亀 年紀
kun_i = おきつとり[寛],かもとふふねの,[寛]かもといふふねの,
かへりこば,[寛]かへりこは,
やらのさきもり[寛],
はやくつげこそ,[寛]はやくつけこそ,


id = 16/3867
daishi = (筑前國志賀白水郎歌十首)
genbun = 奥鳥 鴨云舟者 也良乃<埼> 多未弖榜来跡 所<聞>許奴可聞
kundoku = 沖つ鳥鴨とふ船は也良の崎廻みて漕ぎ来と聞こえ来ぬかも
kana = おきつとり かもとふふねは やらのさき たみてこぎくと きこえこぬかも
sachu = (右以神龜年中大宰府筑前國宗像郡之百姓宗形部津麻呂宛對馬送粮舶柁師也 于時津麻呂詣於滓屋郡志賀村白水郎荒雄之許語曰 僕有小事若疑不許歟 荒雄答曰 走雖異郡同船日久 志篤兄弟在於殉死 豈復辞哉 津麻呂曰府官差僕宛對馬送粮舶柁師 容齒衰老不堪海路 故来祇候願垂相替矣 於是荒雄許諾遂従彼事自肥前國松浦縣美祢良久<埼>發舶直射對馬渡海登時忽天暗冥暴風交雨竟無順風沈没海中焉 因斯妻子等不勝犢慕裁作此歌 或云 筑前國守山上憶良臣悲感妻子之傷述志而作此歌)
koui = 崎 -> 埼 [尼][類][紀] / 聞礼 -> 聞 [尼]
jikou = 雑歌 作者:山上憶良 志賀白水郎 荒雄 伝承 同情 恋情 功績 悲別 代作 荒雄妻 女歌 地名 志賀島 福岡 神亀 年紀
kun_i = おきつとり[寛],かもとふふねは,[寛]かもといふふねは,
やらのさき[寛],
たみてこぎくと,[寛]たみてこきくと,
きこえこぬかも,[寛]きかしこぬかも,


id = 16/3868
daishi = (筑前國志賀白水郎歌十首)
genbun = 奥去哉 赤羅小船尓 褁遣者 若人見而 解披見鴨
kundoku = 沖行くや赤ら小舟につと遣らばけだし人見て開き見むかも
kana = おきゆくや あからをぶねに つとやらば けだしひとみて ひらきみむかも
sachu = (右以神龜年中大宰府筑前國宗像郡之百姓宗形部津麻呂宛對馬送粮舶柁師也 于時津麻呂詣於滓屋郡志賀村白水郎荒雄之許語曰 僕有小事若疑不許歟 荒雄答曰 走雖異郡同船日久 志篤兄弟在於殉死 豈復辞哉 津麻呂曰府官差僕宛對馬送粮舶柁師 容齒衰老不堪海路 故来祇候願垂相替矣 於是荒雄許諾遂従彼事自肥前國松浦縣美祢良久<埼>發舶直射對馬渡海登時忽天暗冥暴風交雨竟無順風沈没海中焉 因斯妻子等不勝犢慕裁作此歌 或云 筑前國守山上憶良臣悲感妻子之傷述志而作此歌)
koui = なし
jikou = 雑歌 作者:山上憶良 志賀白水郎 荒雄 伝承 同情 恋情 功績 悲別 代作 荒雄妻 女歌 地名 志賀島 福岡 神亀 年紀
kun_i = おきゆくや[寛],あからをぶねに,[寛]あからをふねに,
つとやらば,[寛]つとやらは,
けだしひとみて,[寛]わかきひとみて,
ひらきみむかも,[寛]ときあけみむかも,


id = 16/3869
daishi = (筑前國志賀白水郎歌十首)
genbun = 大船尓 小船引副 可豆久登毛 志賀乃荒雄尓 潜将相八方
kundoku = 大船に小舟引き添へ潜くとも志賀の荒雄に潜き逢はめやも
kana = おほぶねに をぶねひきそへ かづくとも しかのあらをに かづきあはめやも
sachu = 右以神龜年中大宰府筑前國宗像郡之百姓宗形部津麻呂宛對馬送粮舶柁師也 于時津麻呂詣於滓屋郡志賀村白水郎荒雄之許語曰 僕有小事若疑不許歟 荒雄答曰 走雖異郡同船日久 志篤兄弟在於殉死 豈復辞哉 津麻呂曰府官差僕宛對馬送粮舶柁師 容齒衰老不堪海路 故来祇候願垂相替矣 於是荒雄許諾遂従彼事自肥前國松浦縣美祢良久<埼>發舶直射對馬渡海登時忽天暗冥暴風交雨竟無順風沈没海中焉 因斯妻子等不勝犢慕裁作此歌 或云 筑前國守山上憶良臣悲感妻子之傷述志而作此歌
koui = 崎 -> 埼 [尼][類][紀]
jikou = 雑歌 作者:山上憶良 志賀白水郎 荒雄 伝承 同情 恋情 功績 悲別 代作 荒雄妻 女歌 地名 志賀島 福岡 神亀 年紀
kun_i = おほぶねに,[寛]おほふねに,をぶねひきそへ,[寛]をふねひきそへ,
かづくとも,[寛]かつくとも,
しかのあらをに[寛],
かづきあはめやも,[寛]かつきあはむやも,



志賀の荒尾

街道をゆく 13 壱岐・対馬の道 (朝日文庫)

街道をゆく 13 壱岐・対馬の道 (朝日文庫)